こんにちは、みっぴです!
本記事では、投資初心者のための基礎知識をぎゅぎゅっと詰め込みました。
投資を始める上で、

・何も知らずに始めるのはちょっと…
・基礎的なこと知りたい!
・なぜ今投資が注目されているの?
といった疑問を初心者向きにわかりやすく解説します。
本記事で分かる内容
- なぜ投資が必要と言われているのか
- 投資とギャンブルとの違い
- 投資をする上でのメリット、デメリット
- 最初に始めるべき投資
- オススメの証券会社
- 銘柄選びについて
本記事を読み終わった頃にはすぐにでも投資デビューできるだけの知識が増えていますよ。
少し内容がボリューミーになりますが一緒に学んでいきましょう♪
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なぜ投資が必要なのか


投資とは、利益を見込んで自分の資金を投入し資産を増やすこと。
ここ数年、『老後2000万円問題』や『新NISA』について、ニュースで取り上げられることも多くなり目にする機会が増えましたよね。そして、これからの時代は「投資が必要」「銀行に預けているだけではダメ」といった言葉も聞くようになり、身近で「投資を始めた」と、いった方もいるかもしれません。



じゃあ、なんで投資が必要と言われているの?
数十年前の高度経済成長期やバブル期では銀行にお金を預けておくだけでお金が倍以上増えていた時代がありました。



今じゃ考えられないですよね。
ですが今は銀行に100万円預けていても10円程しか増えません。
それに加え現在の日本では、物価の高騰に税や社会保障料の増加、日々の家計は少しずつ苦しくなってきています。将来の必要なお金を準備(資産形成)するためには銀行にただ『ためる』だけではなく、『ふやす』ということが大切になってきているからです。
投資とギャンブルの違い





投資が将来の資産形成に必要な方法というのはわかったけど、
ギャンブルみたいで手が出せない
初めての人はそう思うことも少なくないかと思います。なので簡単に違いを表しました。
- 投資・・・「資本を投じる」。長期で保有し、複利の力でゆっくり増やす。資産形成、長期投資に向いている
- ギャンブル(投機)・・・「機会に投資する」。パチンコ、競馬、デイトレードなど一発で大きな利益を狙いに行く。短期投資、一発逆転を狙いたい人に向いている
ギャンブルは短期狙いというとこもありリスクが大きいですが、投資は中長期的に資産形成をしていくのでよりリスクが少なくなっていきます。
どっちも「お金でお金を稼ぐならギャンブルと一緒だ」と思っている人は非常にもったいないです。
投資にすべての資産をかけるのではなく、『資産のうちのひとつ』を投資という方法を使ってお金を増やしていく。怖くて始められないと言うけれども、ある程度の知識を入れ、実践と勉強を繰り返せば失敗することはほとんどないんです。
投資をする上でのメリット
ではここから投資を始める上でメリットを3つ説明していきます。
効率よく資産運用できる
先ほども述べたように銀行に預けておくだけでは数十円しか増えません。投資で資産運用する場合、平均利回りが5%と仮定すると、銀行に預けておくよりもはるかに効率的に資産を増やすことができます。
下の画像はSBI証券シミュレーション結果です。


シミュレーションを見てわかるとおり、
毎月積立額 3万円
積立期間 25年
年利 5% と仮定すると、
元本 8,280,000円(水色部分)に対し、
増えた金額 7,124,585円(青色部分)
トータル 1,776万円
毎月積立額 5万円
積立期間 20年
年利 5% と仮定すると、
元本 12,000,000円(水色部分)に対し、
増えた金額 8,473,524円(青色部分)
トータル 2,047万円
ここでいう増えた金額というのは、『複利の効果』で増えた分となります。
複利効果とは、運用で得た収益を元本にプラスし再び運用することにより、利益に利益がふくらんでいく効果のこと。
マネリテが上がる
株価は会社の業績や景気に影響されるので投資を始めると、世界経済の状況が気になります。
経済情報をインプットするのも勉強になります。
投資を続けていくためにはある程度の知識も必要です。よって、必然的にマネーリテラシー(マネリテ)が向上するんです。
マネーリテラシーについては詳しく知りたい方はこちらを参考にされてください。▶▶ 金融庁HP
リスクとリターンを自分で決めれる
投資にはたくさんの種類があります。
よりハイリターンの商品を自分で選ぶこともできるし、「できるだけ損をしたくない!堅実に投資をしたい!」ということであれば、ローリスクの商品を選ぶこともできます。
商品はいつでも自分のタイミングで変えることができ、今の自身の状況によって柔軟に投資対象を変えられるのはいいですよね。
投資をする上でのデメリット
反対にデメリットについて3つ説明していきます。
元本割れするリスクがある
投資なので当たり前ですが元本の保証はありません。株や投資信託の商品には景気に左右されるものもあるので大きく含み損になってしまう場合もあります。


ただ上の画像より、短期ではマイナスが、長期で投資を続けた場合プラスの利益が出たという結果に。
元本割れするリスクはあるものの、長期投資ではそのリスクがほぼなくなっていくとわかると思います。
初期投資額が少し高い
株式投資は、株を購入するのにある程度の初期投資資金が必要になります。
例えば、日本株のトヨタ自動車は売買単位が100株からとなっており、
1株単価1,817円(2022.12.27週値)×100株=181,700円の資金が必要となります。


初めから18万円も出すのは気が引けますよね。
株式投資は初期投資額が高いですが、つみたてNISAならば最低100円から始めることができます。月々積み立てるだけなので大きな資金を準備する必要もありませんよ。
怪しい講座や勧誘の誘いがある場合も
お金というものには、甘いだまし文句や勧誘などが付き物なので仕方ないのですが、自分の資産は自分で守りましょう!
投資は全く知識がないまま始めるのは危険です。こういった詐欺にもひっかからないためにも、このブログやSNSを活用して正しい知識を身につけましょう。
一応、金融庁HPの注意喚起についての記事をこちらに張っておきます。
>>金融庁HP「詐欺的な投資勧誘等にご注意ください!」
投資を始める上での注意点
ここまで読んでくれたあなたは、もう投資を始める準備ができてますよ!
次からは投資を始める前に知っておかなければならない注意点を説明していきます。
余剰資金で始める
ギャンブルの話でも少し書きましたが、投資は『資産のうちのひとつ』を投資するような意識で行いましょう。
有り金全て投げ込んで大暴落が来た場合、あなたは耐えられますか?



これ以上損をしたくない!
きっとこう思うでしょう。マイナスになった部分を取り返したいと、一獲千金を狙うようなギャンブルや甘い勧誘に走ってしまい悪循環に陥ります。
万が一目減りしてしまっても生活に支障の出ないお金を持ち、余剰資金ができたらさらに増やせるように資産運用をしていくのが理想的ですよ。
分散投資を心がける
分散投資とは、資金を分散して投資すること。
ひとつの商品に集中して投資してしまうと、大きく下落してしまった場合、大きな損失になります。分散投資を心がけることによってリスクを分散し損失を小さくすることができます。



じゃあどうすればいいの?
分散投資には大きく分けて4つの方法「資産クラスの分散」「国・地域の分散」「通貨の分散」「時間の分散」があります。
これら全部を兼ね備えているのが「つみたてNISA」にある投資信託なんです。
投資信託とは、数の投資家から集めた資金を投資のプロが代わりに運用・買付・管理をしてくれる商品のこと。株式や債券などの詰め合わせパックみたいなもの。
投資初心者が最初に始めるべき投資
投資初心者が最初に始めるべき投資は、そうみんなも知ってる「つみたてNISA」です。
つみたてNISAは最低100円から投資が可能!しかも、月々積立方式だから初期の大きな資金を準備する必要もありません。
つみたてNISAってなに?と思う人はこちらの記事を参考にしてください。
つみたてNISAとは?ゼロから解説
証券会社の口座開設も10分ほどでスマホでサクッと開設できます。
ネット証券会社オススメ3選
では、実際に証券口座を開設するにあたって、初心者には「どこで開設すればいいかわからない!」という方向けにオススメ3選を紹介していきます。
まず、証券口座はネット証券で開設してください!
ネット証券が良い理由は以下の3つ。
- コストが圧倒的に安い
- スマホ(PC)と身分証があれば10分で開設できる
- ポイント還元が受けれる
手数料1%の違いでも長期投資の場合、数十万単位で手数料コストの差が出ます。できるだけ運用コストを減らし、手元に入ってくるお金を多く残したいですよね?
なので、高い人件費などの手数料がかかる銀行や総合証券会社よりも圧倒的にネット証券での開設をオススメします。
その中でも厳選された有名で高パフォーマンスなネット証券会社はこの3つ。
私の独断と偏見でポイントをつけました。
楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
手数料 | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
商品数 | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
ポイント種類 | 楽天ポイント | Tポイント ポンタポイント dポイント | Tポイント ポンタポイント dポイント他 |
アプリの 使い心地 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
【楽天証券がオススメな人】
→楽天経済圏の人、楽天ポイントを貯めたい人
【SBI証券がオススメな人】
→手数料を最安にしたい人、多機能さを使いたい人
【マネックス証券がオススメな人】
→米国株式をたくさん買いたい人、細かく株の分析をしたい人
ぶっちゃけ3つともそこまで違いはありません。私は3つとも開設してますがどれも優秀です。
選びきれないって人はとりあえず、SBI証券にしとけば間違いないかと思います。



楽天ユーザーは楽天証券を開設している人が多い印象です♪
ちなみに私の使い分けは、
- 楽天証券→つみたてNISAとジュニアNISA、米国ETF
- SBI証券→旦那さんのつみたて
- マネックス証券→米国ETF(只今乗換中)
と、いった感じです。
自分の使い勝手、手数料などを見て投資対象によって使い分ける、というやり方も全然ありですよ。
資産運用向けの銘柄選びについて
以下から銘柄選びに至ってのポイントを説明していきます。
インデックスファンドを買おう
インデックスファンドとは、特定の指数(日経平均やS&P500)の動きと同じ動きを目指す投資信託のこと。
インデックスファンドは、指数と同じ動きを目指すので、指数が上がれば値上がり、下がれば値下がりするような動きをします。


反対にアクティブファンドというものがありますが、長期的かつ堅実にリターンを狙うならコストも安く分散投資ができるインデックスファンドを選びましょう。
銘柄選びの4大ポイント
長期投資向きな銘柄を選択することによって、長期分散投資・リターンを狙うことができます。
- 分散が効いたバランスの良いもの
- 過去の実績が長期で安定的又は右肩上がり
- 純資産総額が高いもの
- 販売手数料や信託報酬など経費が安いもの
この4つを兼ね備えた物がいいとされています。
SNSでも好評な銘柄3選
上のポイントを踏まえた上でTwitterやInstagramの投資家の中でも話題になっているオススメ銘柄がこの3つ。
何を選べばいいかさっぱりわからない!って方は、この中から参考にしてみてもいいでしょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
- これ1本で世界の株式に丸ごと投資
- 世界の47か国、約2,800社が投資対象のため分散が効いている
- 手数料(信託報酬)コストが0.1144と安め
- 一つの国だけに投資するのが不安!って人に向いている
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- これ1本で米国の有名企業500社に投資
- 手数料(信託報酬)コストが0.0968と安め
- 純資産額も15,738億円と規模も大きく期待している投資家も多い
- 米国株式の成長性、より大きなリターンを期待している人に向いている
SBI・V・S&P500インデックスファンド
- SBI証券独自の銘柄、S&P500に連動する値動きで中身は②とほぼ同じ
- 手数料(信託報酬)コストが0.0938と業界最安値
- SBI証券でのみ購入することができる
- 低コストで運用でき、長期投資初心者が初めに購入するものとして有名
口コミをみる
どの銘柄もほんとに良いものです。
だけど、中身を知らずに買うのはだめですよ。暴落したときに、売却してしまったり、誰かのせいにしてしまうってことになりかねます。
自身が購入する銘柄の特徴を理解しておき、許容範囲などを考慮してから購入するようにしましょうね。
ちなみに私は、米国の成長を信じているのでS&P500を6割、オルカンを3割、その他の投資信託1割、といった感じで保有しています♪



投資は自己責任!自分のお金を守れるのも自分だけです。
長期投資を始めたら
長期投資(つみたてNISA)を始めたら、あとはほったらかします。楽天もSBIもマネックスも全部クレカ積立にすれば自動でらくちんですよ。
他にも、つみたてNISAは長期投資のため、最低でも15年というスパンで考えなければなりません。その中で世界ではいろんな状況が起き、過去に何度も暴落が起きました。


長期投資が難しいといわれる一番の理由が暴落が来て売却してしまうこと。
人間は利益よりもマイナスの方が1.5倍の恐怖を感じるというデータがでています。リーマンショック時ではS&P500で約50%の暴落が発生しました。
これ以上お金が減りたくない!という思いで売却してしまうんですね・・・
しかし、長期投資には15年以上保有し続けると元本割れがないというデータもしっかりでているんです。
暴落時こそ、動揺せず淡々と積み立てる。その結果が残せた人こそ将来の資産が築けるんです。
私自身、まだつみたてNISAを始めて3年余りですが、暴落時でも深く考え込まず、米国の成長を信じてコツコツと積み立てていきながら勉強していこうと思っています。
まとめ
- 銀行にただ『ためる』ではなく、『ふやす』ことが大切な時代になってきた
- 投資とギャンブルの違いは、長期保有でコツコツか、短期で一発逆転のハイリスク
- 投資は余剰資金ではじめて、分散投資を心がける
- 投資初心者が最初に始める投資はつみたてNISA
- 楽天証券、SBI証券、マネックス証券のネット証券から選ぼう
- 銘柄に迷う人はオルカン、S&P500、SBI・V・S&P500のうちから選ぼう
- 暴落しても淡々と積み立てよう
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後まで見てくれた方は、もう投資についての基礎が身についてます!!
✔給料や手取りは全然増えないのに、毎月の出費は上がっていくばかり・・・
✔子供の養育資金、将来の老後資金まで貯めれる余裕なんてない。
銀行にお金を預けてる時代は終わりました。
投資を始めて資産を守る・増やす術を身につけましょう!
下記の記事では画像付きでつみたてNISA口座開設~初期設定~銘柄買付(積立設定)まで詳しく書いています。
こちらをみながらつみたてNISAをはじめましょう!!



